こんにちは!みつです。
寝ながらiPadで動画視聴する際は寝ホン「1MORE ComfoBudsMini」を愛用してますが、今回は1MOREさんのフラグシップモデルを利用する機会をいただきました。
フラグシップモデル「1MORE EVO」の特徴は人間工学に基づいた洗練されたデザインで、音質とノイキャン性能を特化させたモデルです。
パッと見で高級感にあふれとても上品なデザインですが、実際にしばらく使ってみての感想をデメリット含めまとめました。
まずはざくっとおすすめポイントを紹介します!
- ハイレゾ認証、LDAC対応のクリアなサウンド
- 最大-42dBのマルチノイズキャンセリングモードを搭載
- マルチポイント接続もしっかりと搭載
- 15分充電で4時間利用できる急速充電対応
- 寝ホン並に快適な装着感
- 宝石のような高級感のある美しいデザイン
使ってすぐに感じた感想としては、他イヤホンに比べボーカルや会話の声がとても鮮明にクリアに聞こえました。そして着け心地も他イヤホンに比べ圧迫感がなくとても快適でした。
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みつ
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1MORE EVOの概要
1MORE EVOはノイキャンと音質に特化した1MOREのフラグシップモデルのイヤホンです。
1MORE EVOの製品特徴を整理すると以下の通りです。
- マルチノイズキャンセリング機能搭載(4つのモード)
- ノイキャンは最大-42dB
- 2段階の外音取り込みモード搭載
- ハイレゾ認証およびLDAC対応
- ハイブリッド型ドライバー搭載(2基のドライバー搭載)
- マルチポイント接続対応(2台のデバイスに同時接続)
- 15分充電で4時間の連続利用が可能
- 合計6つのマイクとAI技術でクリアな通話を実現
イヤホンに求められる機能はほぼ搭載されており、いわゆる「全部盛り」のイヤホンです。
1MORE EVOの製品仕様は以下の通りです。
製品名 | 1MORE EVO |
製品イメージ | |
サイズ | イヤホン: 2.2 × 2.06 × 2.51 cm ケース:6.66 × 2.86 × 3.86 cm |
カラー | ブラック / ホワイト |
重量 | ・約58.3g (充電ケース含む) ・約5.7g (イヤホン本体 片耳) |
防水規格 | IPX4 |
最大再生時間 | ノイキャンOFF: 最⼤8時間 (イヤホン本体のみ) 最⼤28時間 (充電ケース使⽤時) ノイキャンON: 最大5.5時間 (イヤホン本体のみ) 最大20時間 (充電ケース使用時)使⽤時) |
充電ポート | USB-Cポート ※ワイヤレス充電にも対応 |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.2 |
ドライバー方式 | ハイブリッド型ドライバーユニット (10mmダイナミック型ドライバー、BA型ドライバー) |
コーデック | AAC、SBC、LDAC |
対応OS | iOS Android |
片耳利用 | |
マイク | |
マルチポイント接続 | |
アクティブノイズキャンセリング | |
外部音取り込み | |
ワイヤレス充電 | |
装着検出機能 | |
アプリ対応 | |
タッチ操作 | |
同梱物 | ・1MORE EVOおよび充電ケース ・イヤーチップ (XL / L / S /XS) ・USB-C & USB-A ケーブル ・ユーザーガイド(日本語対応) |
メーカー保証 | 最大1年間の保証 |
カラーは以下の通り「ブラック」「ホワイト」の2色です。ホワイトはとても上品で質感も高く女性にもかなりおすすめなモデルです。
ホワイトの外観については別途、詳細を確認していきます。
ちなみに、専用アプリ「1MORE MUSIC」はこちら
1MORE MUSIC
1MORE Acoustic Technology(Shenzhen) Co., Ltd無料posted withアプリーチ
1MORE EVOの開封および同梱物
1MORE EVOの外観を見ていきます。パッケージは1MOREらしい高品質なパッケージです。
イヤーチップMサイズは本体装着済みで、別途イヤーチップ (XL / L / S /XS) が同梱されています。
- 1MORE EVOおよび充電ケース
- イヤーチップ (XL / L / S /XS)
- USB-C & USB-A ケーブル
- ユーザーガイド(日本語対応)
ユーザーガイドも日本語対応で操作方法や動作仕様の詳細が記載されています。
充電はUSB-C to USB-Aケーブルで充電します。ワイヤレス充電にもしっかりと対応しています。
1MORE EVOの外観
1MORE EVOのケースおよびイヤホン本体の外観をみていきます。ケース本体はマットな質感でとても上品なホワイトです。
ケース正面にはLEDランプが搭載されています。背面には充電用のUSB-Cポートがあります。
正面のLEDランプでバッテリー残量の確認が可能です。満充電までおおよそ2時間程度になります。
- グリーン・・満充電状態
- オレンジ・・バッテリー50%程度
- レッド・・バッテリー残量ほぼなし
ケースを開けた状態です。
イヤホン本体もめちゃめちゃ上品でタップ操作部は高級な陶器のような質感です。縁はゴールドで覆われています。
AirPods Pro 第2世代と比較した画像です。1MORE EVOの方が若干小ぶりです。
実際に計測したところでは、重量は以下の通りイヤホン本体は6g、ケース込みの重量は60gでした。
率直な感想で、かなり上品で洗練されたデザインです。
1MORE EVOを実際にしばらく使ってみての感想
ハイレゾ認証、LDAC対応のクリアなサウンド
低音の得意なダイナミック型ドライバーと、中高音域の得意なBA型ドライバー搭載のいわゆる「ハイブリッド型ドライバー」のイヤホンです。
1MORE EVOで実際に音楽や複数の動画を楽しみましたが、ボーカルや動画中の会話の音声がとても鮮明にクリアに聞こえます。
また、LDAC対応のAndroidであればよりクリアに鮮明に音楽や映画を楽しむ事ができます。
低音もドンシャリではなく上品で深みのある低音です。全体的に音が透き通るようにクリアで優しく包み込む感じです。
個人的には聞き疲れしない、上品なイヤホンでジャズとかクラシックと相性がよく、ゆったりとくつろぎたい時に使いたいイヤホンです。
また、上記の通りアプリで利用者に適した設定が可能な「Sound ID」や「プリセット」が豊富で、好みの音質設定も可能です。
最大-42dBのマルチノイズキャンセリングモードを搭載
1MORE EVOの外観やデザインから上品なイヤホンというイメージで、ノイキャンについてはあまり期待してはいなかったですが、想像以上でした。
-42dBのノイキャン性能は伊達ではなくノイキャンを「ディープモード」にした際には、周囲のノイズをスパッとシャットダウンしてくれます。
この品質であれば、電車内や騒がしいカフェでも集中して作業したり音楽を楽しむ事ができます。そして、ノイキャンは環境にあわせた以下4つのモードを搭載しています。
- ディープ・・電車やバスなど騒音の激しい環境でもノイズをシャットダウン(-42dBで最も強力)
- マイルド・・騒がしいオフィスやカフェなど中音域の強い環境に適したモード
- WNR・・風切音や強風の防止モード
- スマート・・周囲の環境にあわせ自動的にノイキャンレベルを調整するモード
個人的には、「スマートモード」が使い勝手がよく使ってます。ガチで周りの音をシャットダウンしたい時は「ディープモード」を使ってます。
マルチポイント接続もしっかりと搭載
1MORE EVOの中では実験的機能という位置付けですが、しっかりと「マルチポイント接続」が利用できます。
念の為、マルチポイントについて補足します。
2つのデバイスに同時接続する機能で、iPhoneとiPadにマルチ接続した場合、音楽や動画を再生している方の音声を1MORE EVOから流します。
めちゃめちゃ便利な機能で、個人的には全イヤホンに導入して欲しい機能です。
実際にiPhoneとiPadでマルチポイント接続しましたが、接続がきれる事なく再生している側にスムーズに切り替わりました。
15分充電で4時間利用できる急速充電対応
1MORE EVOはしっかりとワイヤレス充電に対応してますが、充電性能がかなり優秀です。
なにがスゴイって15分のワイヤレス充電で4時間利用できるんですよね。満充電あればケース込みで28時間連続で音楽や映画が楽しめます。
1MORE EVOのバッテリー性能や充電性能を整理すると下記の通りです。
- イヤホン単体で8時間の利用が可能
- イヤホンおよびケースあわせての利用だと28時間の利用が可能
- 15分の充電で4時間の利用が可能
バッテリーおよび充電性能はかなり優秀ですよね。
ちなみに画像にあるワイヤレス充電器は、Appleデバイス3台(iPhone、Apple Watch、AirPods Proなど)が同時充電できる「Belkin MagSafe 3 in 1ワイヤレス充電器」です。ご参考まで
寝ホン並に快適な装着感
個人的にこの着け心地については「1MORE EVO」のかなりのおすすめポイントです。
1MOREの寝ホン「1MORE ComfoBudsMini」を利用した際にも感動したのですが、めちゃめちゃ着け心地がいいです。
耳にはしっかりとフィットするけど、圧迫感がなく耳に吸い付くかのような装着感で、他イヤホンにあるような不快感が一切ありません。
1MORE EVOはタッチ操作(タップ操作)にも上記の通りしっかり対応しているので、スマホ側で都度操作するという対応も不要です。
ちなみに画像の通りタップ操作時の操作内容は好みにあわせて変更可能です。
宝石のような高級感のある美しいデザイン
1MORE EVOは上品で高級感のあるデザインです。
ケース自体もマットな質感で、ホワイトがとてもキレイです。イヤホンもゴールドの縁取りで宝石のようです。ケースも美しいです。
私は見た目のデザインでホワイトにしましたが、イヤホンとしても高品質でデザインがめちゃめちゃいいので女性へのプレゼントとしても超おすすめです。
1MORE EVOの気になった点
アプリでマルチポイント接続先の切り替えができない
気になった点というか、要望です😅
先に紹介の通り、1MORE EVOはマルチポイント接続は一度接続すれば、自動で2台へ接続し、再生している方へ自動切り替えしてくれます。
ただ、マルチポイント先を切り替えたいとき接続先の登録しなおしが面倒です。
他ワイヤレスイヤホンだと、アプリ上で接続先を複数台登録しておき、マルチポイント接続(同時2台接続)を2台選ぶような事ができます(下記参考)
1MORE EVOの場合は登録自体が2台までのなので、登録し直す必要があるので、それがちょっと不便に感じました。
とはいえ、1MORE EVOのマルチポイント接続はしっかりと動作しますが、実験的機能という事なので今後のファームウェアアップなどで改善される事を期待します。
まぁほとんどの人が「スマホ+PC」、「スマホ+タブレット」というマルチポイント接続でしょうから、あまり接続先の入れ替えをする機会はそれほどないと思いますがご参考まで!
1MORE EVOのよくある問合せ
1MORE EVOのマルチポイント接続の方法がわからない
そして、イヤホンをケースに戻しケースの「ペアリング用ボタン」を3回タップし2台目のデバイスで1MORE EVOをBluetooth接続する事でマルチポイント接続が完了します。
1MORE EVOはタップ操作は可能ですか?
「タップを3回」で音声コントロールも可能です。また以下の通り各タップ操作に応じた機能割り当てがアプリで行う事ができます。
1MORE EVOのまとめ
今回は1MOREから発売のノイキャン、マルチポイント搭載の1MORE EVOを紹介致しました。
他社製のイヤホンと比較し「ボーカルや動画内での会話音声が繊細でクリア」「着け心地がかなりいい」と感じました。
また、高級感のある上質なデザインも他にはないメリットと感じました。実際クーポン利用なので1万円台なのでこの品質であればかなりおすすめ出来るイヤホンでした。
同レベルの機能を搭載し、より低音を効かせたイヤホンがいいという方は「Soundcore Liberty 4」やより安価な「EarFun Air Pro 3」がおすすめです。
あらためて、1MORE EVOのメリット、デメリットを紹介致します。
メリット
- ハイレゾ認証、LDAC対応のクリアなサウンド
- 最大-42dBのマルチノイズキャンセリングモードを搭載
- マルチポイント接続もしっかりと搭載
- 15分充電で4時間利用できる急速充電対応
- 寝ホン並に快適な装着感
- 宝石のような高級感のある美しいデザイン
デメリット
- アプリでマルチポイント接続先の切り替えができない
- ボーカルや動画の会話音声の品質を重視する人
- 聞き疲れのしないイヤホンがいい人
- 長時間つけていても快適なイヤホンがいい人
- イヤホンのデザインや質感にこだわりのある人
通常は2万円近くするアイテムですが、現在(2023/07/14時点)はAmazonではクーポンが発行されており1万円前半で購入できます。
最後までご確認いただきありがとうございます。
少しでも参考になれば幸いです。