こんな人におすすめ
- 鍵をよく紛失するので困っている
- ドアを指紋認証で開けられるようにして生活の質を上げたい
- 外出先でも自宅玄関の施錠解錠の履歴をリアルタイムで把握したい
自宅のスマートホーム家電はSwitchBotで固めている、みつです。
みんなそうでしょうが、鍵はできるなら持ち歩きたくないですよね。
紛失のリスクもありますし、玄関のドアを開けるたびに鍵を出すのは本当に面倒です。
ただ、今回紹介する「SwitchBotスマートロックPro」を導入すれば、既存のドアを指紋認証で解錠でき、キーレス生活を実現できます。
そして、特別な工具や工事は不要で取り付けも5分程度で完了します。
私は前作SwitchBotスマートロックからロックProへ変更しましたが、ロックProの魅力や前作からの変更点などを詳しくレビューしていきます。
まずは、結論からということで私が実際に使って感じたメリットとデメリットです。
メリット
- 簡単な設置と操作
- 多様な解錠方法
- 高いセキュリティ
- 中からもワンタッチで解錠できるようになった
- 低コストな単三電池が利用できるようになった
デメリット
- 再設置は要注意
- 手ぶら解錠は非対応
ロックProを導入することで、鍵を持ち歩く必要がなくなり、外出先からでもドアの施錠・解錠を簡単に管理できます。日々の生活の質を一段階上にあげてくれるアイテムです。
ガジェットブロガー
みつ
画像を多く用いて、ガジェットのレビューを専門に提供するブログを運営しています。最大月間30万PVを誇り、ガジェット愛好者やガジェット購入を検討している方々に向けて、詳細かつ視覚的に魅力的なコンテンツを発信しています
SwitchBotスマートロックPro 特徴
ロックProの特徴は以下の通りです。前作ロックとロックProの違いは比較表を作成しました。
- 高い適合性
約99%のドアロックに対応する無段階可変構造を採用 - 長持ちするバッテリー
単3電池4本で約270日間の使用が可能。充電式バッテリー使用で365日間の使用が可能 - 緊急時の対応機能
電池切れの場合でも緊急で30秒間だけ鍵を開けることが可能。 - ワンタッチ操作
ワンタッチで鍵を開閉でき、毎年約7300回の鍵の開閉から解放 - 多様な解錠方法
15タイプの施解錠方法を提供し、指紋認証パッドとの連携で、スマホ以外の解錠が可能 - 強化された防犯対策
オートロック機能や、10以上の防犯対策機能を搭載 - スマートホームとの連携
Matter、Alexa、Google Assistant、Siri Shortcuts、IFTTTとの連携が可能 - ダブルロック対応
鍵が2つのドアにも対応。ただしロックProが2台必要 - 強化された粘着テープ
「3M粘着テープ2.0」を採用し、粘着面積が73.9%向上し、より強固な固定が可能。
SwitchBotスマートロックPro・指紋認証パッド導入後は外からも中からもワンタッチで施錠や解錠が可能です。
外から指紋認証パッドでドアを解錠
中からクイックキーでドアを解錠
外からも中からもワンタッチで施錠・解錠ができてめっちゃ便利です!
同梱物
以下がSwitchBotスマートロックProの同梱物一式です。
- ロックPro本体(単三電池付き)
- 固定補強テープ
- プラスドライバー
- 両面テープ予備
- 取扱説明書
- クリーニングティッシュ
- 接着促進剤
- 予備ネジ
- 磁石
ロックとロックProの違い
前作SwitchBotスマートロックとロックProの違いは以下の通りです。
- アタッチメント:無段階可変構造になり、ドアへの適合性が大幅向上
- バッテリー性能:一般的な単三電池に変更になり6ヶ月から9ヶ月の連続利用が可能になった
- 微電流解錠:電池残量不足でも、30秒間だけ緊急解錠が可能になった
- 粘着力:前作より粘着効果が2倍になりより安定して設置可能になった
- クイックキー:中からもワンタッチで施錠解錠できるクイックキー導入でサムターンを回す必要なし
より詳細比較を確認したいという方は以下をタップして比較表を確認してみてください。
特徴的な違いは色付けしています。
機能・特徴 | SwitchBot ロック | SwitchBotスマートロックPro |
---|---|---|
デザイン | クラシックノブデザイン | 丸型ノブデザイン |
アタッチメント | S/M/Lの3サイズ用意 | 無段階可変構造 |
解錠方法 | スマホアプリ Apple Watch 遠隔操作 音声操作 ウィジェット操作 指紋解錠 パスワード NFCカード解錠 期間限定パスワード/指紋解錠 ワンタイムパスワード解錠 鍵の共有 1ドア2ロック対応 NFCタグ解錠 リモートボタン操作 物理鍵もそのまま使用可能 | 同左 |
バッテリー寿命 | 6カ月 (CR123A電池2つ) | 9カ月 (単3電池4つ) |
微電流解錠 | なし | あり (電池残量が不足時も30秒間だけ応急解錠) |
クイックキー | なし | あり (ワンタッチで施錠解錠) |
磁気感知式オートロック | あり (ドアの開閉状態を感知し自動で施錠) | 同左 |
ロックやドア開閉状態 を常時把握 | あり (ロック/未ロックの場合、通知を送信) | 同左 |
バッテリー残量低下 お知らせ機能 | あり (アプリやメールでアラート通知) | 同左 |
指紋認証パッド連携 で出来ること | 仮想パスワード 緊急パスワード/緊急指紋 連続入力ミス警報 連続入力ミス通知 | 同左 |
データの保護 | あり (AES-128暗号化アルゴリズム) | 同左 |
エコシステム | Matter Alexa Google Assistant Siri Shortcuts IFTTT | 同左 |
設置方法 | 3Mテープで貼付け ネジで固定し設置 | 3Mの粘着テープV2.0 (粘着効果が2倍) ネジで固定して設置 |
定価 | ¥18,980 | ¥22,980 |
最新価格 | Amazon | Amazon |
ロックProは前作の便利機能はそのままに、基本性能が向上しさらに使い勝手がよくなっています。違いの詳細を確認したい方は以下比較記事をチェックしてみてください。
メリット:SwitchBotスマートロックProを実際に使ってみての感想
簡単な設置と操作
個人的にはこれがSwitchBotスマートロックProの最大の魅力です。
それは、初期設置がめちゃめちゃ簡単なんですよね。業者に頼んだり特殊な工具も不要で簡単に設置できます。
設置は約3ステップで、私は5分とかからず設置できました。
①サムターンホルダーをドアロックに設置
ホルダーのネジを閉めてドアロックに装着
②ロックPro本体を強力テープでドアに貼り付け
高さを調整して3M両面テープにて貼り付け
③専用アプリで設定
SwitchBotアプリにてロックProを登録
設置後は、現在利用中の鍵は持ち歩き不要で、スマホや指紋認証(別途、キーパッドタッチ利用)でドアの解錠ができてしまいます。
簡単設置で、スマホで設定後はすぐに利用できます。
多様な解錠方法
私は主に「指紋認証」「スマホアプリ」「Apple Watch」でのドア解錠をよく利用しますが、合計15種類の解錠方法があります。
キーパッドタッチとSwitchBotスマートロックProの併用は以下のような解錠が可能です。
- スマホアプリ解錠(遠隔も可能)
- 指紋認証解錠
- 音声操作(Alexaと連携)
- Apple Watch
- パスワード解錠
- NFCカード解錠
- 期間限定パスワード解錠
上記は解錠方法の一部抜粋ですが、友人や家事代行は期間限定パスワード解錠、高齢の親や子供には指紋認証など利用者にあった解錠方法を選択できます。
子供に鍵を持たせる必要がないので、鍵紛失のリスクなども防げます。
高いセキュリティ
人によっては玄関の鍵をスマートホーム化して大丈夫?セキュリティとか心配になる人もいますよね。
私は前作SwitchBotスマートロックから使ってますが、逆に導入してない方がセキュリティ的に不安です。
導入していることで、以下メリットをうけることができます。ちなみに外出先で通知を受け取るには別途SwitchBotハブ2が必要です。
- 警報アラート:ドアがロックされていない場合、アラート音
- スマホ通知:ドアの開け閉めによるスマホへアラート通知
- 履歴チェック:ドアの開け閉め履歴チェック。家族の帰宅や外出チェック可能
正直、ロックProのない生活は考えられないですね。長期の旅行や出張の際には安心して家を空けることができます。
逆に普通の鍵を利用していて、無くしてしまう方がリスクが高いですよね。
仕事中でも家族が家に帰ってきたことなども把握できて便利です。
中からもワンタッチで解錠できるようになった
前作SwitchBotスマートロックは、中からドアを解錠する際にはいちいち鍵を回す(サムターンを回す)必要がありましたが、ロックProはワンタッチ解錠ができるようになりました。
以前はサムターンを握って、回すという2ステップでしたが、ロックProなら本体のタッチボタンを押すのみです。
設定も簡単でSwitchBot専用アプリで下記のように「クイックキー設定」を有効にするのみです。
ちなみにクイックキーは「施錠」「解錠」両方が設定できますし、ワンクリックやツークリックなど起動方法をかえることもできます。
クイックキーを利用せずとも、今までのようにロックProのツマミを回す(サムターンを回す)ことで施錠・解錠を行うことが可能です。
低コストな単三電池が利用できるようになった
前作、SwitchBotスマートロックProで気になっていた点が改善されました!
前作では以下のCR123Aというちょっと高価であまり聞きなれない専用電池でしたが、一般的な単三電池( × 4本)が利用できるようになりました。
個人的にはこの点が改善されてなければ、デメリットにあげようと思いましたがしっかりと改善されました。
そして、バッテリー性能も前作は6ヶ月でしたが、Proでは単三電池( × 4)で9ヶ月に延長されてます。電池コストも下がってバッテリー性能もあがるという嬉しい仕様変更です。
デメリット:SwitchBotスマートロックProの気になった点
再設置は要注意
もともとは、前作SwitchBotスマートロックを利用しており、ロックProに変更したのですが3Mテープが強力で取り外しに力入りました。
同様にロックProの位置を変えたい、別のドアに取り付けたいという時は取り外しはちょっと大変なのかと想像します。
とはいえ、言い方を変えるとしっかりと吸着しずれ落ちたりしないというメリットですし、予備用の両面テープもあるので、設置位置変更や別のドアに取り付ける場合でも問題ありません。
前作で気になったCR123A電池も単三電池に変わりましたし、しばらく利用してますが不具合もなく快適に利用できてます。
手ぶら解錠は非対応
他社製品によっては搭載されている、手ぶら解錠は搭載されていません。
手ぶら解錠は、外出先から帰宅し玄関(スマートロック)に近づくと自動で解錠する機能ですが、ロックProには未搭載です
ただし、ホテルのドアなどに導入されているオートロック機能(ドアが閉まると自動施錠する機能)は搭載されています。
私は手ぶら解錠(オート解錠)もオートロックも、予期しない解錠や家からの締め出しが怖いので必要としてませんが、人によっては欲しい機能なのでデメリットとしてあげておきます。
SwitchBotスマートロックProのよくある問合せ(FAQ)
ダブルロック(1ドア2ロック)でロックとロックProの併用は可能ですか?
SwitchBotスマートロックProのバッテリー寿命はどのくらいですか?
SwitchBotの電話サポートはどこですか?
SwitchBot製品と連携してスマートホーム化を推進
スマートホーム化を実現できるSwitchBot製品は「SwitchBotスマートロックPro」以外にもたくさんあります。
正直、SwitchBot製品のみで、高度なスマートホーム化が実現でき、実際、SwitchBot製品間で連携すること(SwitchBotアプリの「シーン」を作成)で、さらに日々のQOL(生活の質)が上がります。
これらのSwitchBot製品連携により、スマートホーム化で実施したい事のほとんどが実現可能です。
以下はおすすめのSwitchBot製品です。是非チェックしてみてください。
SwitchBot製品を導入して、スマートホーム化を実現しましょう!
SwitchBotスマートロックPro おすすめな人・おすすめできない人
- スマートロック初心者:初心者でも簡単に自宅のスマートロック化が可能
- 手間をかけたくない人:特殊な工具不要で5分程度で簡単設置
- セキュリティを重視する人:ドア解錠の警報や通知、履歴管理などセキュリティ機能を搭載
- 生活の質を上げたい人:鍵が不要になる、外出先からの管理と生活の質を一段階上にあげる
- 便利さを求める人:指紋解錠やスマホアプリなど複数の方法でドア解錠が可能
- 鍵をよくなくす人:そもそも鍵の持ち歩きが不要になります
- 子供に鍵を持たすのが不安な人:指紋認証で解錠できて、子供の帰宅もわかるので本当に便利
- 前作に不満のない人:SwitchBotスマートロックを導入済みで不満を感じていない人
ロックProは全ての人におすすめしたいスマートロックです。
ただ、前作のSwitchBotスマートロックを導入済みで、不満を感じていない人はそのままでもいいかなという所です。
前作は電池がCR123Aという点を除けば、かなり仕上がった製品でした。
SwitchBotスマートロックProまとめ:スマートホーム化の初心者は買って間違いなし
SwitchBotスマートロックProは、鍵の紛失や忘れ、セキュリティの懸念、そして鍵の不便さを解消してくれる理想的なスマートロックです。
ロックProは指紋認証やアプリを使った解錠方法を提供し鍵の持ち歩き自体が不要になります。
また、外出先からもドアの施錠状態を確認・管理できるため安心して外出できます。
- 簡単な設置と操作
- 多様な解錠方法
- 高いセキュリティ
- 中からもワンタッチで解錠できるようになった
- 低コストな単三電池が利用できるようになった
- 再設置は要注意
- 手ぶら解錠は非対応
ロックProは、スマートロック初心者からセキュリティを重視する人、生活の質を上げたい人、便利さを求める人には是非チェックして欲しいアイテムです。
記事内で紹介した他アイテム
最後までご確認いただきありがとうございます。
是非、関連記事もチェックしてみてください。