こんな人におすすめ
- Magic Keyboardの価格が高くて購入を躊躇している
- タイピング、動画、ペンシル、読書とiPadを最大限活用したい
- ロジクールCombo Touchの実際の使い心地は?
iPad Pro M4 Magic Keyboardを普段から愛用している、みつです。
ただ、Magic Keyboardって価格が非常に高いですよね。けど、iPadは最大限活用したいという方向けに次の候補となるCombo Touchを紹介します。
実際、Magic KeyboardとCombo Touchの両方を使った感想としては、Magic Keyboardは万人にはおすすめできませんが、Combo TouchはiPadを全方位で活用したい人には最高におすすめできるアイテムです。
- 着脱式キーボード
- 4つのモードでiPadを最大限活用
- スマートコネクター対応で充電やペアリングが不要
- Magic Keyboardに匹敵する高いタイピング性能
- キックスタンドで柔軟な角度設定が可能
本記事では、iPad Pro M4 11インチ用のCombo Touchの詳細レビューを行なっております。
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みつ
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iPad Pro M4 Combo Touchレビュー
- 高精度トラックパッド
マルチタッチジェスチャー対応でスムーズな操作が可能。 - バックライト付きキーボード
暗い場所でもタイピングが可能。 - 着脱式キーボード
簡単に取り外しでき、他モードに簡単切り替え。 - 保護ケース
前面、背面、側面をしっかり保護。 - スマートコネクタ対応
iPad Proから直接給電され、充電やペアリング不要 - 4つのモード
タイピング、表示、スケッチ、リーディングなど多様な使い方が可能。 - 薄く軽量化
前作よりも20%薄く、17%軽量化。 - ファンクションキー14個を搭載
音量、明るさ調整などがワンタッチで可能
項目 | |
サイズ | 高さ28.6cm 幅22.75cm 奥行き1.35cm |
重量 | 約474g |
素材 | PU&シリコン素材および アルミニウム |
保護 | 正面・背面・側面 |
Smart Connector | あり |
表示角度 | 柔軟な角度設定が可能 (キックスタンドあり) |
モード | ・タイピング ・ペンシル ・動画鑑賞 ・読書 |
キーボード 取り外し | あり |
バックライト | あり |
ファンクションキー | ホーム画面 画面輝度調整 オンスクリーンキーボード 検索 キーの輝度調整 メディアコントロール (戻る、再生、停止、進む) 音量コントロール (ミュート、音量ダウン、アップ) おやすみモード |
互換性 | iPad Pro M4 |
製品保証 | 2年間 |
定価 | ¥33,400 |
最新価格 | Amazon |
- Combo Touchキーボードケース
- マニュアル
- 保証書
iPadを活用する4つのモード
Combo Touchの一番の魅力は、単なるiPadのキーボードという点に留まらずiPad活用用途に応じた4つのモードがあります。
- タイピング
キーボード、トラックパッドを使用し、快適に文章作成やiPad操作ができる。 - 表示
映画や動画の視聴に最適な角度に調整できます。 - スケッチ
Apple Pencilを使ったデザインやメモ取りがスムーズに行える。 - リーディング
電子書籍やウェブ記事の閲覧が快適に行えます。
これらのモードは、利用シーンに応じて簡単に切り替えることができ、iPadの使い勝手を大幅に向上してくれます。
Magic Keyboardは基本的にタイピングに特化した製品ですが、Combo TouchにはMagic Keyboardにはない魅力があります。
スマートコネクター搭載でペアリングや充電が不要
Combo TouchはApple独自規格のスマートコネクターを搭載しており、iPadに接続するだけで自動的にペアリングされ、電力も自動供給され充電不要です。
そのため、場所を選ばずに直ぐに作業を開始することができます。
Smart Connectorとは、AppleのiPadシリーズに搭載されている独自の接続技術です。このコネクタは、iPad本体とアクセサリー(Magic Keyboardなど)を簡単に接続するためのものです。Smart Connectorには以下のような特徴があります。
- 簡単接続: Bluetoothキーボードのようにペアリングの必要がなく、iPadとMagic Keyboardが自動で接続されます。
- 電源供給: Smart Connectorを通じてiPadからアクセサリーへ電力が供給されるため、Magic Keyboardの充電が不要です。
高品質なタイピング体験
多くの高品質なキーボードを提供するロジクールならではですが、iPad Pro M4 Combo TouchではMagic Keyboardにせまる高いタイピング体験を得ることができます。
キー配置に関してもMagic Keyboardと同様の配置で、18mmキーピッチ、1mmのキーストロークでサードパーティ製にありがちな無理なキー配置もなく快適にタイピング可能です。
トラックパッドに関してはMagic Keyboardより広く、高精度なトラックパッドで、ジェスチャー操作にも対応し快適な操作が可能です。
実際に使って感じたメリット
Magic Keyboardに匹敵する高いタイピング性能
所持しているiPad Pro M4 Magic Keyboardと比較しても、iPad Pro M4 Combo Touchのタイピング性能は正直負けていないです。
キーに関してはMagic Keyboardと比較し、しっとりしたソフトな質感で打鍵感やレスポンスもよく高速タイピングが可能です。
トラックパッドについても、Magic Keyboardよりも広く快適な操作が可能で、長時間の利用も全く苦になりません。
タイピング性能に関しては両製品1、2位を争うレベルで、好みによってはiPad Pro M4 Combo Touchを選択する人も多いかと思います。
動画視聴、メモ、読書も最高の体験ができる
iPad Pro M4 Combo TouchはiPadキーボードケースとしてでも、1、2位を誇るような品質ですが、それ以外にも様々な活用用途があります。
キーボードは上記の通り取り外し可能で、ケース本体の背面には0〜170度の角度調整が可能なキックスタンドがついています。
そのため、動画視聴やペンシル操作に最適な角度設定ができ、キー入力以外にもiPad活用が行えます。
そして、キックスタンドは0〜170度程度で無段階調整が可能です。読書や一般的なタブレット利用に利用シーンに応じて柔軟に切り替え可能です。
高い保護性能でiPadを安心して持ち歩ける
iPad Pro M4 Combo TouchはMagic Keyboardの弱点を解消したアイテムです。Magic Keyboard利用時はケースなしでiPadを利用するのでiPad側面は保護できません。
その点、iPad Pro M4 Combo Touchは正面、背面はもちろんしっかりと側面を保護してくれるので、気兼ねなく外出先でiPadを活用できます。
ケース素材も低炭素アルミニウム底面と、PU&シリコン素材を採用しており高い保護性能だけでなく、軽量化も行えております。
ファンクションキーが便利すぎる
Combo Touchには音量調整や明るさ調整、再生、停止、スキップなどがワンタッチ操作可能なファンクションキーが搭載されています。
自宅、外出先とiPadを活用する人であれば、動画視聴や読書の際に頻繁に明るさ調整や音量調整しますよね。
iPad Pro M4 Combo Touchであれば、iPadのコントロールセンターで操作する必要もなくワンタッチで簡単に調整できます。
Magic Keyboardより100g近く軽い
これはすごいメリットですよね。Combo Touchは前作よりかなり軽くなり重量としては約476gでした。Magic Keyboardは約579gなのでその差は歴然です。
かなり軽いので普段の持ち歩きはもちろん、キーボードを取り外し、読書などで片手持ちの際もストレスなく利用できます。
Magic Keyboardよりも1万5千円安い
記事執筆時点は、iPad Pro M4 Combo TouchとMagic Keyboardの価格は以下の通りです。
価格変動があるので、一概にはいえませんがMagic Keyboardよりも1万5千円近く安いです。
それでありながら、Magic Keyboardにせまる高いタイピング性能を持ち、シーンに応じた様々な使い分けができます。
私なら、Combo Touchを購入し差額分で「Apple Pencil Pro」購入資金や、iPad保護フィルムなどのアクセサリー類に浮いた費用を投資します。
気になった点(デメリット)
キーボードケースでは高価
Magic Keyboardと比較しCombo Touchはかなり安いですが、それでもiPadキーボードケースの中ではMagic Keyboardの次にかなり高価な製品です。
ただ、いくつかMagic Keyboard以外のキーボードケースを使いましたが、Magic Keyboard並みかそれを超えるようなケースはCombo Touchのみでした。
キーボードケースは5千円〜2万円程度で様々なケースはありますが、キー配置に無理があったり、トラックパッドが反応が悪かったりと結局は利用しなくなり、無駄なコストになってしまいました。
iPadを使いこなすぞという方は、私のような失敗はせずに最初からCombo TouchまたはMagic Keyboard導入を進めます。
ケース脱着が少し手間
Combo TouchケースはiPadにぴったりとフィットして保護するので、ケース脱着は結構手間です。
ただ、これはiPad本体を側面含めしっかりと保護できている証拠でもあるので、私はこれでいいと思ってます。
実際、キー入力はもちろん、動画視聴、メモ取り、タブレット利用とキーボードを外すことでどんなシーンでも利用できるので、ケースから取り出す必要がないんですよね。
Combo Touchであれば、ケースを取り外すシチュエーションはほぼないので、あまり気にならないと思います。
Combo Touchと相性抜群のマグネット式のぞき見防止フィルム
せっかくなら場所を選ばずにiPadとCombo Touchは活用したいですよね。そこで、気になるのがオフィスやカフェで利用している際の画面の覗き見です。
私は見られたくない資料や写真、書籍、動画などがあるので出先ではESR製のぞき見防止フィルムを利用してます。着脱可能でCombo Touchにつけたままでもキーボードケースが閉じられる優れ物です。
ESR マグネット式のぞき見防止ペーパーライクフィルム
普段はiPad Pro M4のキレイな画面を維持したいので、ESR製の強化ガラスフィルムを利用しています。
ただ、iPadを外で利用する際にはiPad「のぞき見」を防ぎたいし、ペンシル利用時にはペーパーライクフィルムで「描き心地」を良くしたいです。
こんな欲張りな要望を満たしてくれるのが、ESRマグネット式フィルムです。主な特徴は以下の通りです。
- マグネット式で着脱可能
便利な磁気吸着タイプで簡単に取り付け取り外しが可能 - のぞき見防止対策
30度を超える上下左右の覗き見を全て遮る - ペーパーライクフィルム
マット加工でペンシル感度を上げるペーパーライク仕様
ガラスフィルムと併用可能でガラスフィルムの上からでも問題なく利用できますし、Combo Touchの場合はマグネット式フィルムをつけっぱなしの状態でもキーボードを閉じることができます。
私はESR製のガラスフィルムを貼り付け、必要に応じてマグネット式のぞき見防止(ペーパーライク)フィルムをつけたり外したりしています。
以下のガラスフィルムと併用利用が可能です。
上記2製品とも2024年版iPadに限らず、2018年以降のiPadに対応したフィルムが販売されています。
iPad Pro M4 Combo TouchとMagic Keyboardの違いを比較
iPad Pro M4 Combo TouchとMagic Keyboardの両方を使ってみて、感じた違いを紹介します。Combo TouchとMagic Keyboardを比較すると以下の通りです。違いを赤字で色付けしました。
項目 | ||
サイズ | 高さ28.6cm 幅22.75cm 奥行き1.35cm | 未公開 |
重量 | 約474g | 約579g |
素材 | PU&シリコン素材および アルミニウム | 特殊素材および アルミニウム |
保護 | 正面・背面・側面 | 正面・背面 |
Smart Connector | あり | あり |
表示角度 | 柔軟な角度設定が可能 (キックスタンドあり) | 柔軟な角度設定は不可 |
モード | ・タイピング ・ペンシル ・動画鑑賞 ・読書 | ・タイピング ・動画鑑賞 ※基本タイピング用途 |
キーボード 取り外し | あり | なし |
バックライト | あり | あり |
ファンクションキー | ホーム画面 画面輝度調整 キーの輝度調整 Siri スクリーンショット メディアコントロール (戻る、再生、停止、進む) 音量コントロール (ミュート、音量ダウン、アップ) おやすみモード | ESCキー 画面輝度調整 アプリ一覧 検索 長押しでSiri おやすみモード メディアコントロール (戻る、再生、停止、進む) 音量コントロール (ミュート、音量ダウン、アップ) 画面ロック |
互換性 | iPad Pro M4 | iPad Pro M4 |
製品保証 | 2年間 | 1年間 |
定価 | ¥33,400 | ¥49,800 |
最新価格 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 |
結論をお伝えすると、Magic Keyboardは確かにタイピングという観点にしては最も優れているかもしれません。
個人的な感想としては、Magic Keyboardタイピング性能を100点とすると、Combo Touchタッチは95点といったところです。
- キー入力以外に、動画視聴、ペンシル利用、読書と最適な角度設定が可能
- キーボード取り外しができタブレット利用できる
- Magic KeyboardではできないiPad側面が保護できる
- Magic Keyboardよりも安価
ただ、Combo TouchにはMagic Keyboardにない、上記メリットがあり、総合点ではMagic Keyboardより上です。これらの点を考慮すると、Combo TouchはiPadキーボードケース完成形といえる製品です。
以下はiPad Pro M4 Magic Keyboard詳細レビューとCombo Touchとの比較記事です。
iPad Pro M4 Combo Touchがおすすめな人
Combo TouchはiPadをPCライクに利用するのみならず、タブレットとして動画視聴、ペンシル利用、読書と最大限活用したい方におすすめなアイテムです。
- iPadを全方位で活用したい人
キー入力以外にもタブレットとして最大限iPadを活用したい人 - Magic Keyboardが高いと感じる人
Magic Keyboardより1万5千円ほど安く高品質なキーボードが手に入る - 場所を選ばずキー入力をしたい人
スマートコネクター対応で充電、ペアリング不要ですぐに利用できる - iPad側面もしっかり保護したい人
Magic Keyboardの弱点を解消し、iPad側面をしっかりと保護 - iPadを最大限活用したい人
タイピング、表示、スケッチ、リーディングとiPadを活用できる
iPad Pro M4 Combo Touchのよくある問合せ(FAQ)
- Combo TouchはiPadのどのモデルに対応していますか?
- 本記事では、iPad Pro M4 Combo Touchを紹介致しました。現在はiPad Pro M4用、iPad Air M2用と対応iPadが分かれているので、購入の際には間違えないようにご注意ください。
- iPad Pro M4 Combo TouchはMagic Keyboard(M4)はどちらが軽いですか?
- iPad Pro M4 Combo Touchに関しては、Magic Keyboard(M4)より約105gほど軽量です。実際に計量したところではMagic Keyboard(M4)は579g、iPad Pro M4 Combo Touchは474gでした。
まとめ:iPad Pro M4 Magic KeyboardよりiPadを最大限活用できるキーボード
Combo TouchはMagic Keyboardにせまるタイピング性能と、iPadをタブレットとして最大限活用できる機能を搭載したiPadキーボードケースです。
個人的には、保護フィルム、Apple Pencil Pro、Combo TouchがあればiPadが完成形になります。
メリット
- Magic Keyboardに匹敵する高いタイピング性能
- 動画視聴、メモ、読書も最高の体験ができる
- 高い保護性能でiPadを安心して持ち歩ける
- ファンクションキーが便利すぎる
- Magic Keyboardより100g近く軽い
- Magic Keyboardよりも1万5千円安い
デメリット
- キーボードケースでは高価
- ケース脱着が少し手間
記事内で紹介したアイテム
最後までご確認いただきありがとうございます。
少しでも参考になれば幸いです。