- 高速で安定したインターネット接続ができるルーターがいい
- ルーターの交換や設定に手間をかけたくない
- 部屋のインテリアとも調和するようなデザインがいい
上記悩みを解決するルーターを紹介致します。
今回は、2.4GHz/5GHzと新たな帯域6GHzが利用可能となる、最新規格Wi-Fi6Eに対応したWSR-5400XE6の利用機会をいただきました。
我が家は「楽天ひかり」と「TP-Link Archer AX73」を使ってますが、切替方法や実際に使って感じたメリット、デメリットを紹介致します!
まずはざくっと結論をお伝えします。
メリット
- スタイリッシュなデザインで設置場所を選ばない
- 最新のWi-Fi6Eに対応し安定した高速通信が可能
- ギガ超え光回線を最大限活用する2.5Gbpsのインターネットポート搭載
- ワイドバンド160MHzに対応し動画再生が途切れない
- 古いルーターからの交換が簡単
デメリット
- Wi-Fi6Eに対応した製品が少ない
速度がサクサクで快適なのはもちろんですが、他メーカー(TP-Link)からのルーター交換はめっちゃ簡単ですし、初期設定も楽すぎました。
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WSR-5400XE6の概要
WSR-5400XE6は最新規格Wi-Fi6Eに対応した、仕事も趣味もはかどる最新ルーターです。
製品特徴を整理する以下の通りです。
- Wi-Fi最新規格Wi-Fi6E対応ルーター
- 主要なIPv6(PoE/ IPv4 over IPv6)に対応
- 2.4GHz/5GHz/6GHzの3つの周波数帯に対応したトライバンドルータ
- 最新規格対応で、よりたくさん同時につながる事ができる
- 動画再生が途切れにくいワイドバンド160MHzに対応
- バンドステアリングLiteで電波状況に応じ、帯域(2.4GHz/5GHz/6GHz)を自動切替
- 最大2.5Gbps対応のインターネットポートを搭載
- 手軽にメッシュネットワークを構成する「Wi-Fi EasyMesh」を搭載
- ネットワークセキュリティを守るネット脅威ブロッカーを搭載
- 場所をとらずに設置できるスリムデザイン
- ルーター交換が簡単「スマート引越し」機能を搭載
さすが、21年連続ルーター販売台数ナンバーワンのBUFFALOさんです。ルーター機器老舗だけあって機能は盛り盛りです。
見た目もスタイリッシュで最新規格Wi-Fi6Eに対応し、長く使えるルーターです。製品仕様を整理すると以下の通りです。
項目 | WSR-5400XE6 |
---|---|
イメージ | |
サイズ | 5.9 × 17.7 × 17.5cm (幅 × 高さ × 奥行き) |
重量 | 約650g ※本体のみ |
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 16.2W(最大) |
対応OS | Windows、Mac、iOS、Android |
伝送方式 | CCK、DSSS、OFDM、OFDMA、MIMO |
アンテナ | 5GHz/2.4GHz共通アンテナ:2 本 無指向性 6GHz専用アンテナ:2 本 無指向性 |
アクセスモード | インフラストラクチャーモード、中継機能 |
周波数範囲 (チャンネル) | 6GHz: 191~283ch(5955~6415MHz) 5GHz: W52 36/40/44/48ch(5180~5240MHz) W53 52/56/60/64ch(5260~5320MHz) W56 100/104/108/112/116/120/124/128/132/136/140ch(5500~5700MHz) W56(新電波法対応) 144ch(5720MHz) 2.4GHz: 1~13ch(2412~2472MHz) ※電波法により6GHz/W52/53は屋外使用禁止です。(法令により許可された場合を除く) |
準拠規格 (最大転送速度) | 6GHz: IEEE 802.11ax:2401Mbps (160MHz 2×2) 5GHz: IEEE 802.11ax:2401Mbps (160MHz 2×2) IEEE 802.11ac:1733Mbps (160MHz 2×2) IEEE 802.11n: 300Mbps (40MHz 2×2) IEEE 802.11a: 54Mbps 2.4GHz: IEEE 802.11ax: 573Mbps (40MHz 2×2) IEEE 802.11n : 300Mbps (40MHz 2×2) IEEE 802.11g : 54Mbps IEEE 802.11b : 11Mbps ※表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。 |
セキュリティ | WPA3 Personal WPA2 Personal WPA/WPA2 Personal WPA2/WPA3 Personal WEP(128-bit / 64-bit) Any接続拒否 プライバシーセパレーター MACアクセス制限(最大登録許可台数:64台) |
伝送速度 | LANポート: 最大1Gbps(1G/100M/10Mbps)×3(AUTO-MDIX) INTERNETポート: 最大2.5Gbps(2.5G/1G/100M/10Mbps)×1(AUTO-MDIX) |
有線端子形状 | RJ-45型 8極 |
WAN側IP取得方法 | 手動 / DHCP / PPPoE / DHCPv6-PD / IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)※ ※IPv4 over IPv6での通信はOCNバーチャルコネクト、v6プラス、IPv6オプション、transix、クロスパス、v6 コネクトに対応しています。 |
セキュリティ | ステートフルパケットインスペクション(SPI)、パケットフィルタリング、VPNマルチパススルー(PPTP) |
その他機能 | ・回線自動判別切替機能 ・ネット脅威ブロッカー2 ベーシック |
同梱物 | ・ルーター本体、スタンド、LANケーブル(カテゴリー5e:0.5m)、ACアダプター、取扱説明書、保証書 |
製品保証 | 1年間 |
定価 | ¥17,980 |
最新価格 | Amazon |
WSR-5400XE6の開封および同梱物
BUFFALOカラーの赤と黒ベースのパッケージです。
WSR-5400XE6の同梱物は以下の通りです。
- ルーター本体
- ルータースタンド
- LANケーブル(カテゴリー5e:0.5m)
- ACアダプター
- 取扱説明書、保証書
マニュアルは日本語記載で、さすがBUFFALOさんというだけあってめちゃめちゃわかりやすいです。
久しぶりにBUFFALOさんルーターを利用しましたが、とまどう事はありませんでした。
WSR-5400XE6の外観
WSR-5400XE6の全体感はこんな感じです。スタイリッシュなデザインで部屋の景観を損ないません。
正面から見てもカッコいいです。
左側面には、SSIDやパスワード(マスクかけて見えないようにしてます)が印字されています。
背面には切替スイッチや、LAN / インターネット端子が搭載されています。
土台はスライドさせて本体の底面に取り付けます。
本製品の売りである「Wi-Fi6E」規格対応のラベルが貼られております。
WSR-5400XE6本体正面にAOSSボタンがあります。
PCなどの有線接続用のLAN端子 × 3、キャリア側(楽天ひかりなど)と接続するインターネット端子 × 1がWSR-5400XE6背面にあります。
背面上部には「AUTO / MANUAL」「ROUTER / AP / WB」のスイッチがあります。
通信用のアンテナも内蔵され、室内の景観を壊さないスタイリッシュなデザインです。
WSR-5400XE6 メリット
スタイリッシュなデザインで設置場所を選ばない
あまりルーターの見た目にかこだわる人はいないと思いますが、よくないですか?
ちょっと未来感のあるデザインでスタイリッシュでコンパクトです。そして、通信用のアンテナも内蔵されているので違和感なく室内に置くこともできます。
今までは、Archer AX73を利用していたのですが、アンテナが悪目立ちするので室内からは見えないように利用してました。
何本もアンテナが生えていると速度が早そうに見えますが後述の「速度検証」で紹介の通り通信も安定し高速でした。
そして、WSR-5400XE6は特に室内のインテリアとの調和にこだわる人にはおすすめのルーターです。
最新のWi-Fi6Eに対応し安定した高速通信が可能
WSR-5400XE6は本製品の売りでもあるWi-Fi最新規格の「Wi-Fi6E」に対応してます。
Wi-Fi6Eについて補足すると、Wi-Fiは2.4GHz帯、5GHz帯おがありますが、さらに6GHz帯が利用できる規格です。
- 利用可能な帯域が増えて、より快適な通信が行える
- 通信の混雑や干渉が少なくなる
- DFSによる待機時間がなくなる
道路と車で例えると…「車線が増えて」「横断歩道がなくなって」「遅い車がいなくなって」めちゃめちゃスピードが出せるというイメージです。
最新規格だけあって良いことだらけです!Wi-Fi6E詳細について知りたい方は、BUFFALOさんの以下紹介ページをご確認ください。
ギガ超え光回線を最大限活用する2.5Gbpsのインターネットポート搭載
これは嬉しいですよね。インターネット側の回線速度は最大2.5Gbpsの回線速度まで対応しています。
私は楽天ひかりの1Gbpsプランを利用しているので、問題ないですが最近は1Gbpsを超えるサービスが出ています。
せっかくの高速のひかり回線(2Gbpsなど)を使っていても、ルーターが対応していない(インターネットポートが1GB制限など)場合、最大限の速度でインターネット通信を楽しむ事ができません。
WSR-5400XE6であれば、より高速なひかり回線を利用出来ますし、高速なキャリアに変更しても今後長く使っていけそうです。
ワイドバンド160MHzに対応し動画再生が途切れない
WSR-5400XE6はワイドバンド160MHzに対応し、安定して通信できるようになりました。
従来の約2倍のチャネル幅となる160MHzに対応したので、大容量のデータを一気に運ぶ事ができます。
そのため、我が家でもよくみるPrimeVideoやNetflix、YouTubeなどの動画配信サービスをより快適に観る事ができます。
古いルーターからの交換が簡単
我が家のひかり回線は「楽天ひかり」でルーターは「TP-Link Archer AX73」を利用しておりました。
以前、自宅のネット環境を変更した際は、下記対応(ルーター設定、各機器のWi-Fi再接続設定)にめちゃめちゃ時間がかかりました…
WSR-5400XE6への切替も同様に時間がかかるだという思い込みで、なかなかルーター交換が出来ませんでした。
- 楽天ひかりへ繋ぐためのルーター設定がよくわからない
- SSIDが変更になるため、家中の機器のWi-Fi接続を再設定
で…重い腰を上げてWSR-5400XE6に交換しましたが…実際に試した所、想像以上に簡単でビビりました。
①に関しては複雑な設定はなく本体スイッチをAUTOにしておき、楽天ひかりのONUからWSR-5400XE6にケーブルを繋げば自動で繋がってしまいます。
補足するとWSR-5400XE6は楽天公式でも案内のある「クロスパス接続対応」ルーターなので設定不要でケーブルつなげば自動でつながるというルーターです。
回線判別まで30秒くらいかかるけど、「楽天ひかり」と「WSR-5400XE6」は上記のようにケーブルを繋げるだけで自動でつながります!設定不要!
そして、WSR-5400XE6は別メーカーのルーターでも、現在、使っていルーターのSSIDとパスワードをコピーする機能を持っており、そのまま設定を引き継ぐ事ができました。
そのため、家中の機器のWi-Fi接続しなおし自体が不要で、タイミングを見計らえば家族に迷惑かける事なくルーター交換が完了します。
WSR-5400XE6 デメリット
Wi-Fi6Eに対応した製品が少ない
実際に使ってみて、WSR-5400XE6は速度もしっかりと出ますしスタイリッシュなデザインで、機能性およびデザインに不満はありません。
ただ、WSR-5400XE6を最大限活用するためには、Wi-Fi6Eの対応した製品を利用する必要がありますが、まだまだ対応製品が少ないんですよね。
私はiPhoneを利用してますが、下記公式サイトで紹介の通り現時点で最新のiPhone 14でもWi-Fi6Eに非対応です。
AndroidではGoogle Pixel 7などが対応しているようです。
ただ、今後Wi-Fi6Eに対応した製品も続々と出てくるので、先取りという意味でWSR-5400XE6はいい選択肢になりそうです。
そして、最新規格に対応しているという事は、今後も長く使えるルーターという事になります。
WSR-5400XE6の速度テスト
我が家は「楽天ひかり」を利用してますが、実際にWSR-5400XE6でどの程度の速度が出るか検証してみました。
我が家は木造の3階建(ローンなし)ですが、速度テスト環境は以下の通りです。残念ながら対応機器がないのでWi-Fi6E(6GHz帯)はテストしていないです。
おそらく下記より良い結果になるはずです
【WSR-5400XE6の速度検証環境】
- 検証はWi-Fi6対応のiPhone 13を利用
- WSR-5400XE6は1階に設置
- 各フロアで2.4GHz、5GHzの速度テストを実施
1階にWSR-5400XE6を設置し、各階でどの程度の速度であったかは以下の通りでした。
各階 | 2.4GHz | 5GHz |
---|---|---|
1階 | 84Mbps | 430Mbps |
2階 | 63Mbps | 400Mbps |
3階 | 64Mbps | 230Mbps |
5Ghz帯が3階でも意外と速度が出たのでちょっと驚きました。
ただ3階でiPhone 13のアンテナ状況を確認した所、アンテナが3本ではなく2本だったので、状況に応じメッシュWi-Fi(Wi-Fi EasyMesh)にしたらさらに良くなりそうです。
WSR-5400XE6のよくある問合せ
WSR-5400XE6のWi-Fi6Eについてもっと詳しく知りたい。
楽天ひかりを利用しているけど、WSR-5400XE6は利用できますか?
WSR-5400XE6の6GHzのSSIDに接続しようとしたが接続できない
・Apple 製デバイスで Wi-Fi 6E ネットワークを利用する
・Wi-Fi 6E/Wi-Fi 7対応スマートフォンの一覧【2023年7月更新】
別メーカーのルーターを利用しているが、SSIDなどの設定をWSR-5400XE6へコピーする事は可能か
WSR-5400XE6付属のマニュアル「引っ越しガイド」に詳細が記載されておりマニュアルの手順に従う事で簡単に設定のコピーが可能です。
楽天ひかりとArcher AX73からWSR-5400XE6へ変更してみた
我が家は「楽天ひかり」「TP-Link Archer AX73」の構成でしたが、特につまずくことなくWSR-5400XE6へ切り替える事ができました。
参考までに手順を紹介します。おおまかな流れは以下の通りです。
- 現ルーターのSSID設定をWSR-5400XE6へコピー
- WSR-5400XE6を結線し電源ON
- WSR-5400XE6にログインし設定実施
実際の設定はこんな感じです。簡単ですよね。
WSR-5400XE6で利用できる「無線引っ越し機能」を利用して無線設定(SSID、暗号化キー)をコピーしました。
ざっくりとですが、本体切替スイッチをAUTOにし、上記の通りAOSSボタンを押して、コピー元のルーターでもAOSSボタン(またはWPSボタン)を押して設定をコピーします。
詳細手順については同梱されているマニュアル「引っ越しガイド」に詳細が記載されているので省略します。
楽天ひかりの回線終端装置とWSR-5400XE6を接続します。上記の通り楽天ひかりからのケーブルをWSR-5400XE6のインターネットポートに接続し電源をONにします。
PCまたはスマホで、同梱のセットアップカード記載の「本製品ログイン用」記載のパスワードで、WSR-5400XE6へログインします。
後は回線の自動判別で30秒程待つと以下の通り画面が切り替わります。「クロスパス接続を行う」を選択し後は自動で接続されます。
めちゃめちゃ簡単ですよね。10分とかからず設定できます。
WSR-5400XE6がおすすめな人
WSR-5400XE6は以下のような人には是非導入して欲しいアイテムです。
- 既存ルーターからの交換を手間なく実施したい人
- 最新規格Wi-Fi6Eに対応したルーターがいい人
- 楽天ひかりを利用しており手間なくルーターを交換したい人
- BUFFALOルーターを利用しており最新機種への交換を検討している人
- 安定した快適な通信環境が欲しい人
- YouTubeやPrimeVideoを途切れなく快適に楽しみたい人
- PC、スマホ、タブレット、スマートホーム家電と多くのデバイスを利用している人
WSR-5400XE6のまとめ
今回は新たな帯域6GHzが利用可能となる、最新規格Wi-Fi6Eに対応したルーターWSR-5400XE6を紹介いたしました。
実際に使ってみて、スタイリッシュなデザインで速度もしっかりと出ますし、途切れや通信が不安定になる事はありませんでした。
なんといっても既存のルーターからの切り替えもめちゃめちゃ簡単でした。BUFFALO製のルーター切り替えであれば「スマート引越し」機能でさらに簡単なようです。
WSR-5400XE6のメリット、デメリットをまとめます。
メリット
- スタイリッシュなデザインで設置場所を選ばない
- 最新のWi-Fi6Eに対応し安定した高速通信が可能
- ギガ超え光回線を最大限活用する2.5Gbpsのインターネットポート搭載
- ワイドバンド160MHzに対応し動画再生が途切れない
- 古いルーターからの交換が簡単
デメリット
- Wi-Fi6Eに対応した製品が少ない
2万円以下で最新規格に対応したルーターなので、長期で利用したい方にもおすすめです。
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