カフェで作業しようとして、席についた瞬間に固まることがある。
荷物、どこに置こう。
椅子にかけると滑り落ちるし、床に置くのはなんとなく気が引ける。結局、膝の上に乗せたまま微妙な姿勢でパソコンを開くことになって、そのまま集中力を削られる。
この手の「別に大したことじゃないけど、地味に毎回引っかかる」ことが、生活の中には意外と多い。帰宅後のリュックがいつの間にか床に転がっている。エコバッグを持ち歩いているのに、畳むのが面倒で結局レジ袋を買ってしまう。財布は軽くしたいのに、気づけばレシートでパンパンになっている。
今日はそういう小さな引っかかりを、実際に静かに減らしてくれたものを紹介したい。どれも「これで人生変わりました」というような大げさな話ではなくて、気づいたら手放せなくなっていた、くらいの温度の話。

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みつ
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enGMOLPHY バッグハンガー

冒頭で書いた、カフェでの荷物問題。あれを解決してくれたのがこれだった。
机や椅子のふちに引っ掛けてバッグを吊るすタイプの器具で、正直「こんな小さい金具で本当に安定するのか」と最初は疑っていた。だけど使ってみると、見た目のわりにしっかりしている。

席に着いてすぐバッグを掛けられるようになってから、作業に入るまでの一手間がひとつ減った。置き場を探す時間がゼロになるだけで、こんなに違うのかと思う。
なくても生活は回る。でも一度使うと、ないカフェで気づいたときに軽くストレスを感じる自分がいる。そのくらいの存在。
山崎実業 タワー ランドセル&リュックハンガー2段

これは前に使っていたフックが原因で導入したものだった。
以前は100均の突っ張り棒フックを玄関に使っていたのだけれど、リュックの重さに負けて半年でぐらつき始めた。買い替えを迷っている間に、結局「とりあえず床に置く」が定着してしまって、気づいたら玄関がリュックとエコバッグの吹き溜まりになっていた。
このtowerのハンガーに変えてからは、帰ったら掛ける、朝はそこから取る、という動きが自然に固定された。収納が増えたわけではなく、戻す場所が決まっただけなのに、床にモノがないという事実だけで部屋の見え方がかなり変わる。
ネジ不要で取り付けられるので、賃貸で「壁に穴は開けたくないけど何とかしたい」という人には特に向いていると思う。
サーモス REX・RFLシリーズ(エコバッグ)

正直に言うと、私はエコバッグを何個も買っては使わなくなるタイプだった。
理由は単純で、畳むのが面倒だから。買い物のたびにきれいに三つ折りにするのが地味にストレスで、気づけばバッグの中でぐしゃぐしゃになったエコバッグを持ち歩かなくなり、結局レジ袋を買う日が増えていた。

サーモスのRFLシリーズは、その「きれいに畳む」という前提自体が要らない。くしゅっと丸めて留めるだけで収納できる。買い物が終わったあと、雑にしまっても形になるという安心感が、次も使おうという気持ちにつながっている。
「エコバッグを持っているのに結局使えていない」という人には、たぶんかなり刺さると思う。
mont-bell トレールワレット

財布って毎日持つものなのに、その重さに慣れきってしまっていることに気づいたのは、これに変えてからだった。
モンベルのトレールワレットは約15g。最初に手に取ったとき、正直「これで財布として機能するのか」と不安になるくらい軽い。


使ってみると、心配していたような頼りなさは特になかった。むしろよかったのは、財布そのものより荷物全体の軽さだった。スマホと鍵とこれだけで出かける日は、身軽さが違う。
ただ収納力は高くないので、カードやレシートを溜め込むタイプの人には向かない。そこは正直に書いておきたい。あくまで「財布は極力軽くしたい」という人向けの選択肢。
ラムダッシュ パームインシェーバー

朝はとにかく時間がない。身支度をフルで終えてから家を出る余裕がない日が、正直かなりある。
パームインシェーバーを買ってからは、髭剃りをカバンに入れて出社し、会社で剃るという選択肢ができた。朝の数分を他のことに回せるようになったのは、思っていたより効果が大きい。

手のひらに収まるサイズなので、出張や旅行のときに荷物がかさばらないのもありがたい。普通の電動シェーバーを持っていくと地味に荷物になるので、これに変えてからポーチの中がすっきりした。
値段は正直安くない。ただ、毎朝と出張のたびに効いてくるものなので、買ってよかったと思っている。
フィリップス ソニッケアー 3100シリーズ

疲れて帰ってきた日の歯磨きほど雑になるものはない。それは自覚があった。
ソニッケアーに変えてよかったのは、そういう日でも「ちゃんと磨けた」という感覚が安定して得られること。高速振動で磨けるのはもちろんだけど、地味に効くのが力を入れすぎたときに知らせてくれる機能だった。
自分では丁寧に磨いているつもりだったのに、実は結構押し付けていたらしい。これに気づけただけでも買った価値があった。
2分タイマーもついているので、「とりあえず2分やればOK」という基準ができたのもラクになった理由のひとつ。電動歯ブラシを初めて使うという人にも、扱いやすいモデルだと思う。
ヒツジのいらない枕 至極

歯磨きの次は、そのまま眠りの話をしたい。
枕をこれに変えてから、眠りの深さが明らかに変わった。前は夜中に何度か目が覚めていたのが、気づいたら朝までいっていることが増えた。
効果として一番大きかったのは、翌日の疲れの残り方だった。同じ時間寝ていても、朝の身体の軽さが違う。アラームより先に自然と目が覚める日も増えて、寝起きの感覚そのものが変わった実感がある。
枕ひとつでここまで変わるとは思っていなかったので、正直一番驚いた買い物かもしれない。
Syougen フロアタイル 大理石

部屋の印象は家具より床で変わる。これを実感したのは、このフロアタイルを敷いてからだった。
接着剤不要で貼れるタイプで、正直「置くだけでそんなに変わるものか」と半信半疑だったのだけれど、敷き終えて帰宅した瞬間に空気が変わったのがわかった。「なんとなく古い」という部屋への小さな不満が、静かに消えていた。
水拭きできるので、キッチンまわりに敷いても扱いやすい。敷く手間はもちろんあるけれど、それを差し引いてもDIYでここまで印象が変わるなら十分にやる価値があると思う。
工具や接着剤は不要で、タイルのフィルムを剥がして並べていくだけ。休日の半日あれば終わる作業量だった。
おわりに
こうして並べてみると、どれも「めちゃくちゃ便利」というより、「なくても困らないけど、あると元に戻れない」ものばかりだった。
派手さはない。でも、小さな引っかかりがひとつずつ消えていく感覚は、思っていたより効いている気がする。
次に何か買うとしたら、たぶんまたこういう地味なものを選ぶんだろうな、と思う。

